2021/12/18 第26回情報知識学フォーラム「研究データの管理・オープン化・利活用にどのように対応すべきか」

講演では、さまざまな分野の第一線の研究者から研究データ管理の実践とその課題についてお話いただきます。
参加費無料です。ぜひ、ご参加ください!(参加申し込み締め切り12/12)

http://www.jsik.jp/?forum2021

日時:2021年12月18日(土) 10:30-17:30
会場:京都大学桂図書館2F オープンラボ・リサーチコモンズ x Zoom

研究公正に関わる研究データの管理および研究成果の利活用、そしてそれを促進し、成果の社会還元を目的とした研究データのオープン化は喫緊の課題となっています。しかしながら、これらの意義や重要性は総論としては理解できても、研究データの管理とオープン化と利活用では、必要な情報リテラシやデータの組織化の方法が異なるため、研究者は実際に何をしたらよいのか、どのような問題に備えなければならないのかなど、よく分からないことが多いことも事実です。そこで本フォーラムでは、フィールド研究・経営学・地域研究・心理学・教育等の第一線で活躍している研究者が、研究データをどのように組織化し、活用しているのか、どのような問題を抱えているのかについて、経験に基づいた講演をいただく予定です。さらに、学生と若手研究者に対する研究データ管理に関するリテラシ教育の重要性についての講演も予定しています。以上の講演およびポスター発表を事例として、本テーマである「研究データの管理・オープン化・利活用」への対応に迫られている教員・研究者・学生等が直面している現状や課題を明らかにすると同時に理解の深化をめざしたいと考えております。会員、非会員を問わず、多数の方のご参加心よりお待ちしております。

プログラム

10:00 - 10:30 受付
10:30 - 10:35 趣旨説明
10:35 - 10:45 開会挨拶
10:45 - 11:15 講演1: 「フィールド科学教育・研究のためのフィールドワーク体験蓄積とサイバーフィジカル教育研究支援」
中村 裕一 氏(京都大学学術情報メディアセンター)
11:15 - 11:45 講演2: 「起業家との対話の逐語記録の作成と蓄積についての現状と課題」
伊藤 智明 氏(京都大学大学院経営管理研究部)
11:45 - 12:15 講演3: "Big Data in the Humanities: New Interdisciplinary Opportunities and New Challenges for Data Management"
Michael Feener 氏(京都大学東南アジア地域研究研究所)
12:15 - 13:15 休憩
13:15 - 13:45 講演4: 「心理学の研究文化とオープンプラクティス」
齊藤 智 氏(京都大学大学院教育学研究科)
13:45 - 14:15 講演5: 「データサイエンス・プロセスから見るデータサイエンス・カリキュラム」
山本 章博 氏(京都大学大学院情報学研究科)
14:15 - 15:25 ポスターセッション
15:25 - 15:30 休憩
15:30 - 17:25 パネルセッション
登壇者:講演者+モデレータ・松井 啓之 氏(京都大学図書館機構)
17:25 - 17:30 閉会
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公演発表・ポスター発表内容が『情報知識学会誌』Vol. 31 No. 4で公開されています。http://www.jsik.jp/?TableofContents31#vol031_04

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