「AI等の活用を推進する研究データエコシステム構築事業」にかかるユースケース公募

7月に開始されました標記事業の一環として、ユースケース創出にかかる課題提案の公募が始まっています。

以下、ウェブサイトに掲載されております募集要項から検討のきっかけになりそうな部分を抜粋いたします。

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  1. 応募資格
    提案代表者が「AI 等の活用を推進する研究データエコシステム構築事業公募要領」に定める対象機関(参考資料①)に所属していることを条件とします。提案代表者以外の事業参加者は、対象機関に所属している必要はありません。なお、取り組みにおいては、NII RDC を活用することとします。

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(対象機関の条件)
i. 以下のいずれかに該当すること。
・大学及び高等専門学校(学校教育法(昭和 22 年法律第 26 号)第1条に規定する大学及び高等専門学校をいう。)
・大学共同利用機関法人(国立大学法人法(平成 15 年法律第 112 号)第2条第3項に規定する大学共同利用機関法人をいう。)
・独立行政法人(独立行政法人通則法(平成 11 年法律第 103 号)第2条第1項に規定する独立行政法人をいう。)
ⅱ.補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等の措置に該当していないなど、本事業を円滑に遂行するために必要な基盤を有していること。
ⅲ.申請する機関の役員が、暴力団等の反社会的勢力の者ではないこと、また、反社会的勢力との関係を有しないこと。また、反社会的勢力から出資等の資金提供を受けていないこと。
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  1. 提案を期待する取り組み
    全国的な研究データエコシステムの構築の目的・趣旨にあった提案を歓迎します。
    提案は広い基準で評価します。伝統的な研究評価基準での卓越性 (トップ国際会議での発表等)だけでなく、 研究データ利活用を研究コミュニティで幅広く促進する、 またはそれにつながる取り組みを広く評価・歓迎します。

  2. 課題実施期間
    随時募集を受付け、各月 15 日までに申請のあった課題に対し、翌月の末までに審査結果を通知します。 採択された課題の実施期間は下記の通りです。
    ・11 月 15 日までの申請:採択日から、当該年度末まで、もしくは翌年度末まで
    ・11 月 16 日以降の申請:採択年度の翌年度はじめから、当該年度末まで、もしくは翌々年度末まで

  3. 応募方法
    ~~中略~~
    ③申請経費の内容および申請額
    本委託事業に要する経費は「直接経費」のみとし、「間接経費」は措置されません。事業目的に合致した計画に必要な経費を申請してください。
    申請額の上限は原則として 500 万円/年度を目安としますが、特段の理由がある場合はこの限りではありません。年度ごとに必要経費を計上してください。

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上記にもある通り、公募自体は随時受け付けておりますが、今年度の活動予算としたい場合は11/15までの申請が必要となるようです。ご留意ください。