2023/08/07-08 第8回京都大学研究データマネジメントワークショップ(京大葛ユニット)

以下の案内が来ておりますので、共有します。


第8回京都大学研究データマネジメントワークショップのご案内

主催: 京都大学学際融合教育研究推進センター アカデミックデータ・イノベーションユニット
(通称「葛ユニット」)
http://www.cpier.kyoto-u.ac.jp/about/acd/

□ 開催趣旨
京都大学学際融合教育研究推進センターアカデミックデータ・イノベーション
ユニット(通称「葛」ユニット)では,2021度から科研費による支援を受け,
大学における学術研究のライフサイクルに沿った研究データの蓄積・共有・公
開および長期保管を通じて,研究者自らが研究データマネージメントスキル
(以降,「RDMスキル」) を高められるとともに,研究データを軸とした研究コ
ミュニティ形成や異分野連携を可能にするアカデミックデータ・イノベーショ
ン成熟度モデルと教育手法を開発してきました.
今回は,RDM スキル開発を行うための eポートフォリオやその中核となる RDM
スキルルーブリックを用いて,実際に自分の研究データマネジメントの現状を
グループワークを行いながら分析を試みるワークショップを実施します.
RDM スキルについて,ご自分の状況を判定してみたい方の参加を募集します.

□ 会場
京都大学学術情報メディアセンター南館2F 202
(93番 吉田南構内マップ | 京都大学)

□ 参加申込み
2日間の参加が前提となります.部分参加については,参加申込時にご相談下さい.
参加申込みはこちら:

□ プログラム
【Day 1: 2023年8月7日月曜日】
・13:00 開会・趣旨説明
梶田将司(科研費代表研究者,葛ユニット長)
・13:15 研究者のための RDM いろは
最新の RDM に関する国内外のコンテキストを踏まえながら,RDM の基
本的な事項を学びます.
松井啓之(科研費研究分担者,葛ユニット幹事)
・15:00 休憩
・15:20 RDM スキルルーブリック概説
科研費プロジェクトとして開発してきた RDM スキルルーブリックにつ
いて,その基本的な事項を解説します.
家森俊彦(科研費研究分担者,葛ユニット幹事)
・16:00 RDM スキル eポートフォリオを使う
オープンソース eポートフォリオシステム Karuta に RDM スキルルー
ブリックを実装したパイロットシステムで RDM スキル判定を行うため
の使い方を説明します.
梶田将司(科研費代表研究者,葛ユニット長)
・16:30 RDM スキル判定グループワーク1
グループに分かれて各自の研究を紹介し,グループメンターと議論しな
がら RDM スキルの現状を分析し,eポートフォリオに結果を入力してい
きます.
・18:00 懇親会 (軽食,参加費2,000円)

【Day 2: 2023年8月8日火曜日】
・09:00 RDM スキル判定グループワーク2
Day 1 に引き続き,グループ単位で RDM スキル判定作業を行います.
・12:00 ランチ休憩(各自ランチの用意をお願い致します)
・13:00 RDM スキル判定グループワーク成果発表
グループ単位で RDM スキル判定結果を発表します.
・15:00 休憩
・15:30 データ駆動型学際融合研究への誘い
「第四の科学」とも言われるデータ駆動型研究では,RDM を基軸とす
ることで戦略的な学際融合研究を推進できる可能性があります.今回
のワークショップの締めくくりとして,その可能性を議論します.
宮野公樹・学際融合教育研究開発推進センター(科研費研究分担者)
・17:00 閉会