2021/10/12 極域データの保全・公開と利活用に関する研究集会-II

もう来週ですが、以下のイベントのお知らせです。

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極域データの保全・公開と利活用に関する研究集会-II

日 時: 2021年(令和3年)10月12日(火)
13:00 ~ 18:00(時間帯は確定)

場 所: Zoomによるオンライン開催
(Zoomのアクセス情報は、集会直前にお知らせします)

参加登録:(未登録の方は、以下よりお願いします)

概 要: 本集会では、オープンデータ・オープンサイエンスに関する最新の国内外の状況を踏まえ、極域科学に関連するデータ活動、特に極域関連のデータベースやデータシステム、及びその公開手法、またデータ共有(相互利用)・データ引用・データ出版・データジャーナル等について、情報交換を行う。特に、データの長期保全・公開の現状・問題点や将来計画、及び極域科学研究の推進に向けて期待される機能等について議論する。また、極域の多様なデータセットを利用したデータサイエンスの研究成果について紹介し、極域科学の各分野におけるデータ関連研究の現状について相互理解を深めると共に、近未来の展望についても意見交換を行う。

プログラム:(確定版)
13:00 ~ 進 行:金尾政紀・門倉 昭
はじめに・集会の主旨と概要
Part I:招待講演(3件、各25分、質疑応答を含む、進行;English)
・Standing Committee on Antarctic Data Management (SCADM / SCAR)
Johnathan Kool (Australian Antarctic Data Centre; SCADM Chief-Officer)
・Southern Ocean Observing System (SOOS) and the data management
Pip Bricher (University of Tasmania; SOOS Data Officer)
・The IGSN Global Sample Number – A PID for Physical Objects
Jens Klump (Mineral Resources, CSIRO in Australia; Vice-President of IGSN)

14:20‐ 進 行:田中良昌・小財正義
Part II:極域データ関連活動の報告(8件、各15分、質疑応答を含む)
(ROIS-DS-JOINT・PEDSC・JARE/ArCS II・他)
・南極インフラサウンド観測活用のためのPSD及びFK解析可視化Webサイト構築
柿並義宏(北海道情報大)
・短波長赤外(1.0-1.6 µm)におけるオーロラ・大気光の分光観測:昭和基地における観測データ公開の実例
西山尚典(極地研)
・地上観測および気球観測による銀河宇宙線研究
小財正義
・EISCAT_3Dレーダー計画の概要とデータ利用における日本の役割
橋本大志(極地研)
・気象データ解析や公開についての最新の話題
平沢尚彦(極地研)
・昭和基地受信衛星データのオンライン・アーカイブ化の実施事例
照井健志(極地研)
・第3回北極科学大臣会合に対するADSの貢献 ~ASM3 Project Databaseの構築~
杉村 剛(極地研)
・極域統合データプラットフォームの現状
田中良昌

16:30‐ 進 行:矢吹裕伯・金尾政紀
Part III:研究データの出版・引用の動向およびパネル討論(各15分、質疑応答を含む)
・「オープンサイエンス時代」における研究データ共有・出版の国際動向
村山泰啓(NICT)
・JAMSTECにおける研究データ出版の現状
坪井誠司(JAMSTEC)
・環境研における研究データ出版の現状
白井知子(環境研)
・地球研における知識共有の現状
近藤康久(地球研)
・極地研における研究データ出版の現状
金尾政紀・矢吹裕伯・斎藤泰雄(極地研)
・パネル討論(パネラー+参加者全員)
~ 18:00 (閉会)