2021/11/10 学術機関による研究データのキュレーションサービスを考えよう

自分のイベント紹介で恐縮ですが、11月の図書館総合展で以下のセッションを企画しています。ご参加お待ちしております。

日時

11月10日(水)10:30-12:00

登壇者
  • 司会:南山 泰之(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
  • 講師:小林 紀郎(理化学研究所情報統合本部 基盤研究開発部門 データ知識化開発ユニット)
  • 講師:茂出木 理子(東京工業大学)
  • 講師:田中 幸恵(名古屋大学生命農学図書室)
概要

研究データを長期的に管理し再利用に供するためには、適切に研究データをマネジメントするためのデータポリシー策定だけではなく、ポリシーを実現するための適切なデータキュレーションが必要となる。国内においては、機関におけるデータポリシー策定に関する議論が先行しつつあるものの、機関リポジトリで研究データをどのようにキュレーションするのか、議論の蓄積が見られない。このような問題意識のもと、本セッションでは機関リポジトリを用いたデータキュレーションの実践に向けて、論文の根拠データ公開を中心にいくつかの事例を紹介する。さらに、機関リポジトリ担当者が機関内に向けて示すべき、研究データを扱うために必要な情報の収集・公開指針について議論する。